ドラッグストア漢方薬選び方講座
おうちの薬箱に
ドラッグストア漢方薬
を増やしてみませんか?
「漢方薬って効くの?」「子どもは飲んでもいいの?」「選び方がわからない」「西洋薬との違いは?」「病院で出される漢方薬との違いは?」などの疑問を解決!
この講座では、私たちの身近にある【ドラッグストア漢方薬】をホームケアの選択肢の1つとして持つことをご提案いたします。
- 漢方薬を使ってみたいのだけど、いまいちよくわからない人
- 漢方薬、西洋薬の使いどころを知りたい人
- 漢方薬を通して、東洋医学的な「身体のしくみ」「不調のしくみ」「治療のしくみ」に触れてみたい人
- むしろできる限り薬を使いたくない人(不調の仕組み知って対処法を検討したい人)
- 登録販売者や自然療法講師などされていて、ホームケアのご提案の幅を広げたい人
なぜ「ドラッグストア漢方薬」なの?
お薬は大きくわけて「西洋薬」と「漢方薬」の2つ
今すぐ止めたい辛い症状に対しては「西洋薬」が得意とします。その実、治癒させているのではなく、辛い症状をに蓋をすることで、やり過ごしやすくするというのが「西洋薬」になります。
「漢方薬」のアプローチは、「あるべき姿になるように働きかける」というものになります。具体的には、今出ている症状がいくつかの項目(五臓六腑・気血水・寒熱・虚実・邪の有無)の掛け算によって引き起こされていると考え、それぞれの項目があるべき姿になるような漢方薬を選んでいきます。単純に「止める」というアプローチではなく、状態を分析した上で、体内の巡りを整えていく手法になります。
「状態を分析」をする手間があるため、一見とっつきにくそうに感じる「漢方薬」ですが、漢方薬を選ぶ過程は、自分自身と向き合う過程でもあります。
漢方薬を使うために、漢方薬を知る。自分に必要な漢方薬が分かると、自分自身の東洋医学的体質がみえてきます。
漢方薬を身近なものにするためには、手に入る環境があることが大事です。それがドラッグストアです。だから、ドラッグストアで展開されている漢方薬をメインに学ぶことで、「学ぶ」「使う」の循環を作り、「思考」と「体感」と結びつけていきます。
講座案内
基本講座の「漢方薬のしくみ」と10パターンの「症例別講座」から必要な講座だけを選んで受講することが可能です(アーカイブ受講OK)
テキストは事前にPDFでお渡しし、講義は録画して受講者全員が視聴できるように致します。ぜひ復習にもお役立てください。(視聴期間:受講開催日の翌月末日迄)
基本講座:漢方薬のしくみ
この講座では、「自分の身体のしくみ」「不調の起こり方」「治療の仕方」について東洋医学基礎理論と漢方薬の働きについて学んでいきます。この講座は、症状別講座の基本になります。
・漢方薬の全体像(処方と治療)
・漢方薬理解のため東洋医学の基本用語解説
・漢方薬の構造を知る
・漢方薬の処方分類から身体に起こる不調の種類を知る
12の症例別講座
症状別(風邪、花粉症、胃腸・便秘、痛み、眠り・メンタル、女子ケア・生理、更年期、子ども漢方薬、疲労、皮膚(水虫・蕁麻疹・湿疹))のドラッグストア漢方薬の選び方を学びます。
・西洋医学的視点の症状の原因としくみを辿る
・適応されるOTC医薬品を知る
・東洋医学視点症状の原因としくみを知る
・原因と症状に適応した漢方薬を選ぶ
講座日程
【基本講座:漢方薬のしくみ】 10:00〜12:00(2時間) ZOOM開催
【症例別講座】月1回 木曜日 10:30〜12:00(90分) ZOOM開催
講座 | 概要 | 日程 |
漢方薬のしくみ | 中医学基礎理論超入門 漢方薬の分類と治療のしくみ | 2024年11月7日 |
かぜ | 東洋医学的かぜの種類 種類・体質のごとの漢方薬の選び方 | 2024年12月5日 |
花粉症 | 西洋薬の療法のしくみ 花粉症の症状をおこしやすい体質 症状・体質ごとの漢方薬の選び方 | 2025年1月9日 |
胃腸・便秘 | 胃腸不調とOTC医薬品の分類と選び方 東洋医学でみた胃腸不調の原因 胃腸不調の漢方薬の選び方 | 2025年2月6日 |
頭痛 | 鎮痛剤のしくみ 東洋医学の痛みの考え方 痛みの原因にあわせた漢方薬の選び方 | 2025年3月6日 |
眠り・メンタル | 不眠の種類とOTC医薬品 東洋医学の不眠・メンタル不調の考え方 不眠・メンタル不調の原因 原因にあわせた漢方薬の選び方 | 2025年4月17日 |
月経 | 月経のしくみ 西洋医学ver./東洋医学ver. 東洋医学の世界でみた月経不調のあれこれ 体質・原因別の月経不調の漢方薬の選び方 | 2025年5月15日 |
更年期 | 更年期のしくみ 西洋医学ver./東洋医学ver. 東洋医学の世界でみた更年期に現れる不調 更年期タイプ別の漢方薬の選び方 | 2025年6月12日 |
子ども漢方薬 | ファミリーケアが可能な子ども不調 発熱・風邪・鼻・咳/便秘・下痢/メンタル 子どもの漢方薬・飲ませ方 不調別子ども漢方薬の選び方 | 2025年7月10日 |
疲労 | 疲労のメカニズムと原因別OTC医薬品 東洋医学の世界からみた疲労のしくみ 症状・体質に合わせた疲労漢方薬の選び方 | 2025年9月11日 |
皮膚 | 湿疹のおこり方と治癒の過程/乾燥肌のしくみ 東洋医学の世界からみた皮膚疾患(湿疹とニキビ) 湿疹・ニキビの症状別漢方薬の選び方 | 2025年10月9日 |
老年期 | 老年期におこりやす症状 東洋医学でみた老年期の不調の原因 老年期の症状・原因別漢方薬の選び方 | 2025年11月6日 |
メタボリック | 生活習慣病がある場合のOTC医薬品との付き合い方 東洋医学からみた高血圧・高脂血症・肥満・糖尿病のしくみ 生活習慣病の随伴症状と付き合うための漢方薬の選び方 | 2025年12月4日 |
もっとくわしく
症例別講座詳細
かぜ
東洋医学では風邪の種類が、原因・経過によって異なります。その異なる症状において、選ぶ漢方薬が変わってきます。その風邪の種類と治療方法を学びます。
◎西洋薬のかぜ薬と漢方の風邪薬の違い
◎漢方薬の世界の風邪の見方~外感病と六淫~
◎八網弁証の話(表裏・寒熱・虚実)
◎風邪の漢方薬と選び方
花粉症
鼻水・鼻づまり、目の充血、目の痒み。花粉症の症状は様々。
しかし、東洋医学の世界では、数多くある症状を原因にアプローチして治療を行うため、ひとつの漢方薬で様々な症状にアプローチをします。
花粉症を引き起こす原因は花粉ですが、私たちの体質によってその症状の出方は様々。起きた不調から、自分の身体の状態を知ることができ、それを知ることで、状態に合わせた適切な漢方薬を選ぶことができます。
◎抗アレルギー薬と抗ヒスタミン薬の話
◎漢方薬の世界から見る花粉症の位置づけ
◎肺と腎の話
◎花粉症のタイプ別漢方薬
胃腸・便秘
日本人が最も弱いと言われている消化器系。
この消化器系を東洋医学の視点でみると「脾胃」がキーワードになります。
脾胃にまつわる不調は、「肉体疲労」や「精神疲労」へと続いていきます。そんな脾胃にまつわる不調のしくみと漢方薬の治療のしかたを学びます。
◎ドラッグストアで対応できる胃腸不調
◎胃腸不調のOTC医薬品(西洋薬)の大分類
◎漢方薬の視点からみた胃腸不調とは?
◎胃腸不調の漢方薬
頭痛
OTC医薬品において、売上NO1の鎮痛剤。止めずに流して痛みを解消する方法があったら??
東洋医学の世界では、痛みは滞りの結果、栄養不足の結果と言われています。つまり、滞りの解消、しっかり栄養を流すことで、痛みは解消します。
東洋医学の痛みのメカニズムを知り、鎮痛剤以外の選択肢を手にしてみませんか?
◎痛みのしくみ~頭痛・関節痛/鎮痛剤のしくみ
◎漢方薬の世界での痛みの原因とは?
◎原因別痛みの漢方薬
眠り、メンタル
カッカして眠れない。疲れすぎて眠れない。
質の良い眠りは、自分の陰を養うこと=身体を養うことに繋がります。起きた時に「身体に疲れ」を感じているのであれば、眠れていないのかもしれません。
眠りやメンタル不調に関する漢方処方を学ぶことで、良いメンタルとは?ということを知り、漢方薬服用だけでないホームケアの方法を検討します。
心身ともにより良い活動をするために、眠り学び、メンタルを学びましょう。
◎不眠の種類/OTC対応の睡眠導入剤
◎漢方薬の世界での不眠・メンタル不調の原因とは?
◎血と神の話
◎原因別不眠・メンタル不調の漢方薬
月経
生理痛はないのが当たり前。と言われてますが、月経のメカニズムを考えると、多少の痛みはつきものです。
できるだけ快適な月経サイクルを過ごすために、月経の「解剖生理学的なしくみ」「東洋医学的なしくみ」を学びましょう。
すると、鎮痛剤を使うのか、漢方薬を使うのか?を選べるようになります。将来のスムーズな妊娠・お産のためにも、必要な知識を学びましょう。
◎月経のしくみ 西洋医学ver./東洋医学ver.
◎月経不調:月経痛・月経不順・PMS
◎東洋医学の世界でみた月経不調のあれこれ
◎月経不調の漢方薬
更年期
更年期の不調に使われる漢方薬は振れ幅が大きく、種類も多くあります。つまり、その症状の出方は「人によりけり」ということ。
なぜ、人によりけりか? それは、そこに体質と生活の仕方の結果だからです。
更年期に使用される漢方薬の処方のしくみを知り、更年期に現れる症状をみてみましょう。
それによって、自分の「更年期の過ごし方バイブル」を見つけてみませんか?
◎更年期のしくみ 西洋医学ver./東洋医学ver.
◎東洋医学の世界でみた更年期に現れる不調
◎更年期の漢方薬
◎更年期のホームケア
子ども漢方薬
ドラッグストアで販売してる漢方薬の多くは、子どもから大人まで同じ漢方薬で対応します。つまり、お家に一箱常備しておけば、家族みんなで服用することができます。
子どもに起こりやすい不調のしくみを対応する漢方処方から学び、薬を用いないホームケア、漢方薬の服用、もしくは西洋薬の服用と選択肢を広げてみませんか?
◎OTC医薬品で対応可能な子どもの不調
◎子どもの発熱・風邪・鼻・咳/便秘・下痢/湿疹
◎子どものメンタル不調
◎子どもの漢方薬・飲ませ方
◎子どもの不調のホームケア
疲労
疲労を感じてると肉体的にも精神的にもパフォーマンスが落ちて、更にストレスを感じ、疲労感が増してしまうという方も!
疲労にはいくつかの原因があり、その対処方法は休息・睡眠はもちろんのこと、西洋薬や健康食品(栄養剤等)、漢方薬と対処方法は多岐にわたります。
漢方薬の処方構造の理解から東洋医学的な視点で「疲労」の原因を分析できるようになりましょう。すると、ぴったりな疲労回復方法がみつかります。
◎疲労の科学
◎疲労の原因別OTC医薬品
◎東洋医学の世界からみた疲労のしくみ
◎疲労の漢方薬
皮膚
西洋薬の皮膚薬と言えば外用薬がメイン。ドラッグストアで購入できる漢方薬は内服がメインになります。
皮膚に関する内服の漢方治療は難しいと言われており、ドラッグストアで購入できる皮膚の漢方薬の種類は少ないです。
漢方薬によって、皮膚の不調の治療の仕方を知ることで、東洋医学的な皮膚の失調をしくみを学びます。そこから、自然療法的なホームケアや食養生に活かす術を考えます。
◎湿疹のおこり方・乾燥肌のしくみ
◎東洋医学の世界からみた皮膚疾患(湿疹/ニキビ)
◎東洋医学の原因別皮膚疾患の治療方法
◎皮膚の漢方薬の選び方
老年期
老年期は、東洋医学的にみれば、腎の相対的な減少を経て、いよいよ「生命維持」にフォーカスした年代となります
老年期に出現する不調、
例えば、足腰のだるさ、おトイレの問題、不眠、疲れやすさなどは、腎精不足や腎虚といった事態から引き起こります。
生命維持にフォーカスする老年期を「よい塩梅」に過ごすにはどうしたらよいのでしょうか?
老年期の身体のメカニズムから快適に過ごすためのお助け漢方薬や養生について学んで生きます。
◎老年期におこりやす症状
◎東洋医学でみた老年期の不調の原因
◎老年期の症状・原因別漢方薬の選び方
メタボリック
生活習慣病には、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満などの個々の疾患があります。
セルフケアを行うにあたり、ドラッグストアでOTC医薬品を選ぶにしても、服用禁忌であったり、慎重に服用をしなくてはならない医薬品も多くあります。
気をつけなければならない疾患とうまく付き合ってセルフケアを行うポイントを学んでいきます。
◎生活習慣病がある場合のOTC医薬品との付き合い方
◎東洋医学からみた生活習慣病各種のしくみ
◎生活習慣病の随伴症状と付き合うための漢方薬の選び方
- 不調に合わせて、自分で漢方薬を選べるようになる
- 市販されている医薬品(西洋薬)のメリット、デメリットがわかる
- 漢方薬を学ぶことで「不調のしくみ」「治癒のしくみ」がわかる
- ホームケアに漢方薬という選択肢が増える
- 薬以外の自然療法(ツボ、アロマセラピー、クレイセラピー)の選択肢が増える
受講料
漢方薬のしくみ・東洋医学基礎
東洋医学、漢方薬を学ぶのが初めての方などにおすすめです。症例別講座の前に受講されると、さらに理解が深まります。
◎中医学基礎理論超入門編
◎漢方薬の分類と治療の法則
全1回 【講義時間】2時間
8,000円(税込)
セット割
オトクな症例別講座セット割
全12回のクラス受講
1.風邪 2.花粉症 3.胃腸・便秘
4.頭痛 5.眠り・メンタル 6.月経
7.更年期 8.子ども漢方薬 9.疲労
10.皮膚 11.老年期 12.メタボリック
4,500円✕12=54,000円のところ、
45,600円(税込)
よくある質問
その場合は「症状別講座」の前に「漢方薬のきほん講座」を受講することをおすすめします。
とりあえず気になる「症状別講座」を受講した後に、必要に応じて「漢方薬のきほん講座」をお申し込みすることもできるのでご安心ください。
申し訳ありません。セット割ははじめから全講座を申し込んでくださった方のみ対象とさせていただきます。
動画視聴期間は、講座開催日の翌月末日23:59までとさせていただきます。
全受講コースの方はコース受講から2年間、いつでも見放題になります。
もちろんOKです。
ご家族の不調に合わせて、必要な講座だけ選んでご受講いただくことが可能です。
講座に関連する内容に限り、メールにて承ります。
支払いについては、
原則銀行振込みのみとさせていただきます。
園部 育代
理学研究科地理学専攻卒業の理学修士
地表に現れた土地利用はいくつもの要因が重なり合った結果であることを身に染みながら街を歩くことが大好きな地理女。
数十年たった今、体表に現れた不調はいくつもの要因を通過して現れた結果であることを実感。
西洋医学・東洋医学・量子力学的な観点からカラダを読み解き、well beingな暮らしを全世界の人が送れたら・・・そんな想いを秘めています。
誰でも手軽に使える東洋医学を。
医薬品登録販売者/国際中医専門員(旧国際中医師)
経絡反射区融合リフレクソロジスト
越医道認定ディエンチャンセラピスト
SWIHA登録トウリーダー
東洋医学の世界に住み、ひょっこりと現れる小人
「必要な時にあなたのそばに」をモットーに