私が学んだ足のリフレクソロジーは、
南アフリカではリフレクソロジストが国家資格として認められているセラピューティックリフレクソロジーという手技です。
南アフリカのリフレクソロジストは、セラピューティック・リフレクソロジーの施術のみ行なうことができるというのです。
それは、南アフリカでは、”リフレクソロジスト”は国家資格であるため、国が認めたリフレクソロジーしか行なうことができないのです。
リフレクソロジーを国家が定める”施術”にするために、10年以上費やしたそうです。
逆を言えば、10年もの間国家がリフレクソロジーというものにつきあって、
得た結果が、国をあげて応援するほどに人の健康に対する”効果”があったということなのでしょう。
私が行っているリフレクソロジーは、足裏反射区の刺激に加え、足指を走行する経絡をしっかり刺激していきます。
オールドライハンドで行う施術に加え、トウリーディングを行っていきます。
足指から得られる情報からお客様と一緒に思考や感情、生き方といったご自身の内面と向き合う時間を設けております。
足指経絡リフレクソロジー
このセラピューティックリフレクソロジーの手技と考え方をベースに、
より経絡への刺激をプラスし、足の経絡と反射区からボディに働きかける
足指経絡リフレクソロジーを行っています。
ディエンチャンのように、即効性は感じがたいですが、続けていくことで、確実に底上げがされていきます。
じわりじわりと大地に根を張るように。
続けていくことで
東洋医学でいううところの気血水の流れを淀ませるスキを与えず、
流れていくことが”当たり前”のボディへと変化していくことを実感しています。
”滞りがち”を感じられている方は、
週1回(最初の4回は4日おきぐらいがベストです)続けて頂くと、
その感覚が実感できると思います。
足裏・足指の見方
こちらの足裏を使ってどのように足裏・足指をみていくかの例をご紹介いたします。
第2趾はまっすぐ伸びているが硬い
→胃経に緊張がある。胃経が通る臓器になにか緊張をともなう(つれ・ひきつれ)不調?
第4趾が第3趾の下になるくらい曲がっている、ナイフエッジたこ(指先の角質がナイフのようにとがっている)
→胆経の不調。胆経に沿って身体の軋みや不調がある?
第5趾が極端に小さい
→先天的な腎の弱さがある
全体:横にシワが多い→疲労・気が不足気味。しかし、足裏上部は張りがあるので、気が上に上がりやすい。
第5趾の下、角質が透けて見えるほど肥厚した角質がある。
→肩の反射区:肩コリ、肩が可動域が狭い。 膀胱経・腎経にかかわる弱さを隠すかのように角質が存在
趾のすぐ下の足裏部分が赤く張りがあるが、押すと戻りが悪い
→肺の反射区:巡り不足・鬱滞がある。呼吸が浅い。
第1趾のすぐ下の足裏部分の肥厚した角質
→甲状腺の反射区・脾経・肝経:代謝、自律神経の不調(赤い色味を考えると亢進気味)
施術を行うことで、気血水の臓腑へバランスを整えて巡らせていきます。
同時に痛みの感じ方を見ながら、経絡の不調や反射区を通して臓腑の不調をあわせて、
見てきます。
ちなみに、この写真の第2趾へのアプローチは相当痛みを伴うと思います(笑)
もうひとつの足指の見方:トウリーディング
トウリーディングは、 足指・足に現れている事実を”見て”、”感じて”、 その事実が持つ意味をトウーリーダーがお伝えします。 そして、そのお伝えした事実の下に込められた意味や言葉を感じていきます。
実際のセッションは、 手技的な動作は少なく、 足指を見る。その意味をお伝えする。足指の状態とその意味をご自身で捉えて頂く。 このセッションを繰り返し、過去から積み上げられた今の自分と向き合います。 そして、”本当の自分はどうなりたい?”にアクセスしていきます。
足指と陰陽
右足と左足は、陽と陰の関係。
右足は、陽だから、外向きの自分、男性性的な自分。
左足は、陰だから、内面、女性性的な自分。
足指と五大元素
それぞれの足指は、チベット医学から発した五大元素を当てはめると、
親指=空の指:自分が生かされている空間、自分の人生そのもの。
人差し指=風の指:思考、コミュニケーションの仕方
中指=火の指:行動力、決断力、自身へのスポットライトの当たり具合
薬指=水の指:感情・感性
小指=地の指:根の張り具合、自分へ信頼、現世・地球で生きていくだけの力
ざっくりいうとこんな意味を持っています。
足指とチャクラ
さらに、5本の足指は、チャクラにも対応して、
小指=第1チャクラ
薬指=第2チャクラ
中指=第3チャクラ
人差し指=第4チャクラ
親指=第5・6・7チャクラ
にそれぞれ対応しています。
そして、その指の大きさ・角度・形・傷・シミ・ホクロ・シワなどの現れ方が、
何を意味し、”自分自身がどう感じるか”を掛け合わせて、「自分」を見ていきます。
トウリーディングの時間は、
「自分が生きてきた道」を振り返りの時間。
それは、こっぱずかしいと思う思い出も、
輝いてみえるなぁという思い出もあるでしょう。
あんな思いは二度としたくないという思い出もあるでしょう。
しかし、それは、単なる事実にすぎないと思っています。
ここで、その事実を客観的に見て、
どういう「感情」や「思い」を抱くのか。
抱いた感情を知るだけでいいんです。
「そんな感情を持ったのね」と知るだけでいい。
感情はエネルギーを持った陽の物質だから、
そこに物質自ら留まっていることはないと考えています。
感情を知ることを恐れて、何やら理由をつけて感情を抑え込む行動は、
そこに炎症があるにも関わらず、
痛み止めの薬を飲んで、痛みの伝達を抑えて、炎症をそのままにしておくようなもの。
抑え込んだ感情、持ち続けている感情は、物質として細胞に残ったまま時を過ごすことに。
そこにその物質がある限り、その影響を少なくとも受けながら暮らしていくわけです。
それが心地良いと自分が感じていればOK。
なんだかいやだなと感じたりするのであれば、
その感情という物質と向き合ってみる時間が必要かも。
その感情は、そういう物質だったというだけ、そこには良い・悪いの判断もない。
良い・悪いの判断がないのだから、二次的な感情としての罪悪感などは抱かない。
トウリーディングってそんな時間を過ごします。
出来事やその出来事に伴う感情って、
自分にとって心地よいものだけはないのは周知の通り。
でも、一度でも「向き合う」という時間を経験した人は、
強くなっている。経験は人を強くします。
風邪薬で、症状を緩和していくよりも、
完全自分免疫で風邪の原因を退治していく方が、
免疫細胞たちのパワーも原因となるウィルスや細菌と戦った経験から増強されて、
風邪に強い身体になっていく原理と一緒。
人が人としてその存在に自信を持つのは、
他者に自分の存在を認めてもらうことでより強固になるのだと思います。
歴史的にみても自然発生的にコミュニティができたことを考えれば、
他者があり自分という存在を認識するのだと。
その出来事にこういう感情をもったその事実を、
ただ単に受け止めてもらいたいと思うのはごく自然なことなんだと思います。
それでも、人は、その事実に自分の価値観での判断を加えてしまいがち。
それは、自分自身にもそう。
ただ単にに受け止める。
それが、ノージャッジ・ノーコントロールの精神。
トウリーダーになってからの私は、
この精神を、施術ではもちろんのこと、普段の生活でも意識しています。
(時折、うっかり忘れてしまうことはあるけれど(笑))
私のトウリーディングの施術
フルセッションで、トウリーディングだけを行うこともありますが、
足の経絡とリフレクソロジーを組み合わせた
「メリディアンリフレックスフット」の施術の中に、
自然と織り込まれ、手技を行うと同時にトウリーディング的アプローチを行っています。
足から訴えられている情報(経絡・反射区により身体の中)と同時に、
足指から切々と語りかけられる(生き様とトリガーポイント)が立体になって、
そこには宇宙が広がっています。
現在はイベント出店にて施術を行っております。イベント出店が決まり次第、
施術屋さんコロノームのページにてご案内しております。