彗星棒
彗星棒は、ディエンチャンで”6リンパ”といわれる施術に使われる道具です。
この彗星棒には、先は1本のものと、先が3本のものが両端についています。
その様子が、ほうき星(彗星)のようだから、彗星棒というネーミングになったそうです。
先は1本のものと、先が3本のものがあるけど、どっちを使うの?
「先が1本のものが陽、先が3本のものが陰。」といわれ、
体が熱く、熱がこもっているようなタイプの人には先が3本のもの”陰先”を使い、
体が冷たく、元気がないような人には先1本の”陽先”を使う。
中医学でいうと実証タイプの人は陰先、虚証のタイプの人は陽先を使うイメージです。
6リンパってどんなマッサージ?
6リンパマッサージは、顔にある6箇所のリンパの反射区を刺激するマッサージです。
百聞は一見に如かずなので、下の動画を参照してください。
この6リンパマッサージは、
お顔にある水の流れ関するところを刺激していくメソッドなんです。
反射区でみると、脇、背骨、鼠径、の反射区の刺激、
それから、お顔にある溝(ほうれい線のライン、顎と唇の間にある溝、
鼠径の反射区ともかぶるけれど鼻翼の溝)を刺激しています。
溝があるところって、水があるんですよね。
大きく自然界をみると、山にある谷には、地表を走らなくても伏流水として水が流れていたりします。
さらに、水を司る”腎臓”の同形であることから、関連性を期待される耳の周りを刺激しています。
ちなみに耳の周りは三焦経の経絡走り、その三焦経は体内の水道管で水の流れに関わるという表現をされることもあります。
つまり、6リンパは体の水分の流れを活性化させるために、
水分と関係のありそうなところを片っ端から、刺激していくんです。
ディエンチャンの創始者のプロフェッサーチャウが、
リンパをどうお顔で表現できるかの仮説を検証し、メソッド化したんです。
6リンパは、カラダの気血水が巡らせる手法です。
気血水がしっかりと巡っていれば健康 である という東洋医学の教えに基づいています。
つまり、健康予防、カラダの底上げに使えるメソッドです。
そして、その6リンパを効率的に行うディエンチャングッズが、
彗星棒 というわけです。