不調にも意味があります。
この意味を知ることが自分への理解の第1歩です。
自分の身体の敬意を払って、身体の声、聴いてみましょう。
口角炎の地層に隠された意味を考える
【主訴】右の唇の際の口角炎
①脾胃湿熱:胃腸のオーバーヒート+余分な水分が溜まり、かつ、熱が蓄熱した状態
②陰虚血燥:栄養不足と水分不足で砂漠状態
③気血不足・脾気虚:疲れ、エネルギー不足で胃腸の動きが悪い/胃腸にエネルギーがいかない
治療の漢方薬の記事はこちらをご覧ください
①急性であったこと
②食べ物の不摂生はなかったものの、体感的に熱がこもりやすい感覚と「痰」の存在を感じていたこと
③月経前であることも踏まえると、足りないよりも巡りの悪さ
春の訪れを感じ始めてから、胃腸の動きが悪くなっていました(陰陽五行説:木が土を剋す)
胃腸にとっては、動きが悪い中にいつもの食事量をとっていたらオーバーヒートがあります。
私自身、五臓の肝が旺盛になりやすい体質・性質なので、春はあおりを受けやすくなります。
口角炎発展の前の前兆(今思えば・・・)
左の頬にポツっと赤ニキビができていました。
白ニキビなら、気血不足。
赤ニキビは、熱の逃げ場のニキビです。
左の頬のニキビができたポイントは、どういった意味が?
顔ツボ:ディエンチャン でみると、

40番のツボに赤ニキビ
40番のツボの意味は、
五大元素:地のエレメント
五行:土のエレメント
五臓:脾
を場所になります。
赤ニキビ=熱の出口
と組み合わせると、
「地」「土」「脾」が熱を持っていた状態となります。脾は熱を持ちすぎることは少ないので、実際には、「胃」が含まれてきます。
口角炎発展の前の前兆その2(今思えば・・・)
食べると腹痛=実証の痛み
物が入っていると痛む=詰まって痛い。
この場合は、脾の不調よりも胃の不調を考えます。
胃の降濁(こうだく)作用が上手く働かず、食べ物が降りていかない状態。
食べ物が停滞を起こしている=物質が停滞=陰が停滞
では、なぜ?脾胃湿熱が起きたのでしょうか?まず、陰陽からみていきます。
口角炎ができた場所は右です。
右にできたことに意味を持たせるならば、
顔ツボ:ディエンチャンでは、
顔の陰陽図
左の唇の際は、陰になります
右の唇の際は、陰陽の境目。
陰陽の境目をどうとらえるか?
は、それぞれの人が何にフォーカスし、何をホログラム(投影)しようとするかに寄ります。
内面的なリーディングで行うならば、
「陰の自分と陽の自分のせめぎ合い。」を感じ取りました。
少し「陰」が押してきたよ。
陰の自分(内なる自分)が押してきたよ、
そろそろ、ブロック外さない?
(何のブロックだか・・・)
本当はどうしたいの?
ここの向き合いの時空間をとることが必要ですね。
本当はどうしたい?をこの3次元ボディのある地球で実現していくためには、どうしたらいいの?
までの落とし込みはいかがかしら?という訴えがあるように感じます。
ブロックではなく、制御による道案内だと。
自制や制御はどうも窮屈な感覚ありますが、そうではなく、より良い道へ効率よく進むための「制御」なんです。
ホロスコープ的な覚書を入れておきます。
〇私たちは、太陽をうまく使って自己実現をします。
その自己実現を行うために、月と水星と金星がチームを組んで太陽を支えています。
〇水星が知性、金星が喜び、月が帰る場所(休息場所:エネルギー充電場)
この4つの星、特に、実現のためには水星と金星とどう仲良くしていくか?を観ていくことが大事。
陰陽バランスからみるとそんな時期がきているようです。
以下は私のXのポストです。