特に頭痛持ちではないのですが、頭痛に悩まされる時があります。
自分にインタビューしてみました(笑)。
頭痛が起きるのはどんな時?
◯風邪を引いた時
◯緊張状態が解放された時
◯低気圧の日
◯寝過ぎてたなぁと思った時
どんな痛みのがある?
◯拍動のタイミングでズキンズキンとする痛み
◯重だる〜い鈍痛
痛み以外に何か感じることある?
◯拍動のタイミングでズキンズキンする時は、
「ああ、嘔吐中枢を刺激されてるなぁ」と感じることがある。
で、思い切って吐くとスッキリとして眠りにつける。
痛みを感じるとどんなことがしたくなる?
◯目を閉じたくなる(光を遮断)
◯温めたくなる
◯冷やしたくなる
時と場合によって痛みのの質としたくなることが変わる。
それもそのはず。
大きな病気が潜んでいない頭痛は、その原因が大きく2種類に分けられます。
◯血管拡張型の頭痛
◯血管収縮型(血行不良型)の頭痛
今回の投稿では、血管拡張型頭痛のメカニズムを簡単に説明します。
血管拡張型の頭痛
これは、片頭痛や風邪を引いた時に起こる頭痛。
脳の血管が何らかの原因で拡張することで、周りにある三叉神経が刺激されます。
この刺激によって、神経が炎症を起こして炎症物質を分泌。
さらに、炎症物質によって、さらに血管は拡張され、身体に炎症をお知らせために発痛物質を生成。
その痛みのをお知らせするルートには、視覚・聴覚・臭覚・嘔吐 の各中枢を通ります。
なので、光や音、匂いが敏感になったり、吐き気が出たりするわけです。
そもそも血管を拡張させる要因とは?
◯風邪の場合
風邪になると、くしゃみ、鼻水、咳で、感染源を排除しようとすると同時に、
ウイルスや細菌に抵抗するため、免疫細胞である白血球を増やそうとします。
その白血球を増やして活性化させるために、血液の循環を促そうと血管を拡張させます。
◯片頭痛の場合
セロトニンに異常分泌説が有力とされています。
セロトニン=リラックス だから、セロトニンは、いい成分なのに…。
過ぎたるは及ばざるがごとし。です。
ストレス状態(頑張ろうとする状態)によってアドレナリンやらドーパミンが分泌されます。
しかし、この状態を続けいくことは身体を消耗させてしまうので、よいはずはありません。
その制御作用として、セロトニンを分泌させてリラックス状態に導こうとします。
しかし。過度長期のストレス状態からリラックスをさせるためには、
大量のセロトニンが必要!と身体は考えて、大量のセロトニンを分泌します。
このセロトニンの作用によって、血管は収縮します。それによって、血流が悪くなります。
ほんと、視神経に血流がいかなくなり、目がカチカチしてくるほど、血管は収縮します。
で、脳内からセロトニンがなくなるくらい大量分泌されると、セロトニンがなくなります。
すると、今まで血管を収縮させていたセロトニンがなくなるので、一気に血管は拡張します。
この血管拡張によって、片頭痛を引き起こします。
血管拡張型頭痛の対処法
鎮痛剤を飲むというのもありますし。
片頭痛の場合、
セロトニン大量放出→セロトニン不足→血管拡張→三叉神経刺激→片頭痛
となるわけなので、セロトニンを増やしておく、もしくは、セロトニンを補う薬品の処方してもらうこともひとつの手。
とはいっても。
頭痛が起きているのに、病院や薬局に行くのも辛いし、何かてっとり早くラクにできないか?
最も簡単なのが冷やす。
物理的な性質として、冷えると収縮します。
(冷やし続けないとセロトニンの原理と同じで血管拡張して頭痛がぶりかえします)
リラックスする。寝る。
交感神経が優位になっていると血管は拡張します。
逆に副交感神経が優位だと血管は収縮します。
つまり、身体に外界の刺激を遮断して、副交感神経優位の状態にすること、
眠ることが一番です。
熱を移動させる(頭寒足熱状態にする)
そんなことできるのかな?と思いますが
仮に体内にある熱量が変わらないのであれば、ひとまず、
頭にある熱を足元に運ぶようにする。足に血が必要だ!と教えるかのように足を刺激する。
(東洋医学的に言えば気を下げるというものです)
経験的に足の親指を思いっきり刺激する。
個人的には、ディエンチャングッズの大小ツボ探し棒の大の方での足の親指を刺激すると
スーっと軽くなります。
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