私のXの投稿や講座でお話していること、第2弾。五大元素の話。
そもそも、五大元素って何なの?
東洋医学の陰陽五行とは違うのか?という疑問はあると思います。
詳しくは、東洋医学基礎理論講座でがっつりお話していますが、
ここではざっくりと。
五大元素とはなんだろう
五大元素とは、世界を構成する基本的な五つの要素のことを言います。
平たく言うと、事象をある基準を持って分類するときに使われるツールと思っていただいて大丈夫です。
五大元素の場合は、
・火
・地
・風
・水
・空
という5つの要素に分類するもの。
これらの要素は、「性質」を表しています。
性質 | 表す状態・キーワード | |
火 | 熱・乾 | 熱・力・光・直接的・方向性 |
地 | 冷・乾 | 安定・基盤・支え・実在・収縮 結晶化・ゆっくりした 重い・固い |
風 | 熱・湿 | 動き・軽い・早い 変容・思考活動 |
水 | 冷・湿 | 流動的・受容・創造力 滋養・感覚・直感 |
空 | 全部 | 空間・時間・広がり・余裕・自由・静止・バランス・調和・自意識・自己表現 |
何がなんだかわからない状態を「5つ」に分類して考えると、見えやすくなってきますよね。
そして、事象同士の関係性をみるとき、簡略化「性質」で見てみると、関係性の「性質や状態」が浮き上がってみえてきます。
例えば、その関係性をどうしていきたいか?を検討したとき、性質と状態が浮き上がってみえたら、方法論がみえてきます。
例えば地のエレメントが強い場合
地のエレメントが上手く生かせている場合
生活基盤や生きることの基盤がしっかりしていて、安心安全安定を与えてくれます。
・身体・健康のこと
・仕事のこと
・お金のこと
生きるために必要な基盤が安定しています
メンタルも動じない「何か」を感じさせてくれて安心感を提供してくれます。
地のエレメントが弱い場合は、その逆ということは容易に理解できます。
「地に足がついていない状態」
「グランディングが必要」と言われるでしょう。
(詳細は割愛しますが、東洋医学的な視点で見ると「腎」や「脾」と関わりが深いです)
本題の地のエレメントが強い場合は、
〇頑固・融通がきかない
〇感情を押し殺してでも安定を求める
〇楽しみよりも実利
〇身動きがとれなくなる
〇行動がゆっくりすぎてしまう
〇変化が苦手
社会で様々の人々と関わるときに窮屈になってしまう、うまく自分と社会との折り合いをつけることが難しくなる部分が出てくるかもしれません。
もう少し「地」のエレメントを柔らかくしてみたい!と思った時にどうするか?のヒントが五大元素の関係性にあります。
地のエレメントを解きほぐす
地は「冷・乾」の性質を持っています。
地が強すぎるということは、「冷」「乾」が強くなっているということです。
①「乾」⇒「湿」を与える
②「冷」⇒「熱」を与える
地のエレメントを解きほぐすには、
地に水分を与えてみる。与えすぎると「沼」になりますので、適度にです。
人生において、水分・潤いを与えるとはどういうこと?
水のエレメントは、「感情」や「楽しさ」を司ります。
実利という側面からみたら「無駄」な事かもしれません。
それをあえて、「楽しみ」や「喜び」のためにやってみる。
「動きと湿度=風のエレメント」を与える
「とりあえずやってみる」をするです。
水のエレメントの「喜び」「楽しみ」を行動に移すことで、乾燥して固まっていた「干上がった地」に湿り気と熱が加わり、柔らかくなっていきます。
地のエレメントが強くなっているかも!!と思った方、
ぜひ、自分の楽しいを感じられたら、即実行!してみてくださいね。
自分の五大元素の状態をみる方法
簡単な説明と1例を出して五大元素を説明してきました。
自分の五大元素の状態はどうやってみていくの?という疑問がわいてきたかと思います。
私が行っている五大元素チェックは、
〇ホロスコープ(西洋占星術) 別途解説していきます。
〇足指(トウリーディング)
行っています。
トウリーディングについては以下の記事を参照ください。
五大元素の空の話の記事(note)ありますので、こちらも参考頂けるとなんとなーく世界観がご理解いただけるかと思います。