冬、乾燥が厳しくなると出てくる指先のザラザラとぱっくり割れ。
冬以外の季節は、さほど気になることもなく、過ごせますが、
秋の終わり頃からじわじわと割れやザラザラ度合いが進み、
水仕事が多くなる12月になると、ぱくっと割れて、
水が当たって激痛が走ります。
ぱっくり割れの状態
水分が保持できず、表皮のささくれ立ちがさらに悪化して、
真皮まで到達してしまっている状態。
だから、出血したり、炎症をおこしたりするわけです。
ぱっくり割れの原因
○肌の乾燥
○水仕事
○寒さによる血行不良
○老化による代謝低下
ぱっくり割れの予防
○肌の乾燥→ハンドクリームで保湿
乾燥が進むと水分も不足しがち。
ハンドクリームの前に化粧水で水分を入れてあげてから、
ハンドクリームで蓋をするとさらに良いです!
○水仕事
ママやお台所に立つ方は、どうしても避けられない水仕事。
ゴム手袋をして、洗剤や水から手指を守ってあげる。
ただ、ゴム手袋って、ちゃんと洗剤が落ちているのかわかりずらい
○寒さによる血行不良
外出時に手袋をして、手先を冷やさないようにする。
ハンドクリームを塗布するときに、指先、爪の際までマッサージをする。
ストレスや食生活(酸化した食べ物や肉、脂肪の取りすぎ)、睡眠不足など現代の人が抱えやすい
状態は、
本来縦にまっすぐ伸びている毛細血管が、毛細血管がうねうねとよじれていたり、異常に太かったり、横に伸びていたりと、
形が不規則になります。
そういった不規則な形は、血流を阻害するので、指先に十分な栄養を行き渡らせることができません。
10年くらい前に見た私の毛細血管は、うねうねと曲がっていたことを、
思い出しました。
○老化による代謝低下
老化は、肌の水分量も低下するし、肌のターンオーバーもその期間が長くなる。
元気な皮膚が表面にいるというよりも、疲れた皮膚が表面にいるので、
外敵(寒さや乾燥)に攻撃されやすい。
この予防は外からではなく、食べモノや生活習慣で、内臓からアプローチすることになるのかな。
東洋医学でいうと、肺の強化で、巡らせる力をアップすること、
アンチエイジングといえば、腎。
腎を強化することもよいかと。
肺と腎にアプローチする最も簡単な方法は、
深呼吸。
肺は呼気を主り、腎は吸気を主る。と言われています。
吸い込む時に背中の腎臓があるあたりに、空気を入れるイメージで吸って、
吐く時は、脱力で胸を広げて吐く。
これ、結構キツイです。
いわゆる腹式呼吸ですね。
ぱっくり割れの予防は、
指先とカラダのアンチエイジング。
たかが指先、されど指先。
指先が今のの私の結果なわけです。