先日、お腹が痛くなった時のお話。
お腹が痛くなったら、薬を服用するという選択肢はありません。
(薬を販売している身分ではあるので、薬を服用するしないの判断基準はあります。
あくまで、私は、服用することを選ばないという意味です)
お腹のどの辺が痛い?
「お腹」と言っても、結構広い。
横隔膜のあたり、おへそのあたり、真ん中か、脇腹か・・・、右か左か。
お腹の痛い部分を特定します。
今回の私の場合、おへそのラインのより上の左側でした。
そして、さらに細かくみていくと、胃経ライン(下の写真の黄色のラインが胃経)でした。
黒丸のあたりが痛みがあったところ。
痛み方はどんな感じ?
場所が確定できたところで、痛みの種類がどんなものなのかを感じ取ってみた。
シクシク痛いのか?
張った感じがするのか?
ズキズキ痛いのか?
そこに痛みがあるということは、東洋医学的に見ると、気や血が滞っている状態。
つまり、実の状態な訳で・・・。
何かしらを動かし、移動させてみる必要があるということ。
さらに、痛みの種類から、気なのか、血なのかを捉えてみると、
今回の私は、まさに、張った感じのする気の痛みと捉えてみた。
では、どういう風に症状を改善させる?
張っている部分を押すもよし、レイキ(エネルギー)を当てるもよし、
クリスタルを置くもよし・・・。精油の香りを嗅ぐもよし。
自分の持てる技で、なんでもいいわけで。
私は、遠くから働きかけてみることを選んだ。
その理由はお腹を押してみたら、動く感じがしなかったから。
どこから働きかけた?というと・・・。
腹痛がある場所は、胃経のライン上だった。
気が集まりすぎている痛みだった。
その時、いた場所が、家ではなく、外出先であった。
この3点から、最も適切な場所を最も適切だと思われる方法で施術。
メガネの柄の先の部分で、ディエンチャンの胃のツボを押す。
このBQP39のツボを手元にあったメガネの柄を使って刺激してみた。
これが劇的に、本当に、衝撃的に、痛かった。柄が触れただけで痛かった。
かなりの「実」の状態であったと思われたので、
グイグイ押す施術ではなく、トントントントンと軽く叩いて、気を散らす方法を取ってみたところ・・・。
お腹が緩む。張っていたお腹が緩んで、痛みが軽くなった。
その変化のスピードに脳が追いつけないのか、痛みの残像が残っている感じだった。
経絡を知ると解消法に幅が広がる
経絡って便利だなって思った次第。
今回痛い場所だったら、小腸・大腸に関するところで、何か考えるかもしれないけど、
経絡を知ることで、もうひとつ、別のアプローチを持ってこられる。
これが全てではないけれど、知っておくといい情報が満載なのが、経絡。
頭痛と目の奥がズーンと痛むだったら、
腎のツボとか膀胱のツボで解消ができるという方法も、
経絡の走行から来るもの。
こうやって、オタクな私は、経絡にハマり、ツボにハマる。