ディエンチャン

肩脱臼 ディエンチャンでできること。

2年に1度は脱臼をしてる母。

その母の脱臼時に自然療法できることをまとめてみました。

———————————————–

母上の肩脱臼を受けて、実家に5日間滞在。
実家の家事手伝いや、あれこれディエンチャンの施術をさせてもらいました。

これで、日頃ご迷惑をかけている母上に少しは恩返しできたかな・・・。

肩脱臼の施術といっても、
私ができるのは、
・痛みを軽減してあげる
・回復を促進すること ぐらい。

母上は、
肩・首まわり・腕が痛い、急に便秘になった。
といっておりました。
さらに、興味深いことに、
午前3時くらいから肩が”ぐぉーっ”とうずきだすとのこと。
ついでに、
顔色はあまりよくなく、
顔全体が力なくたるんでいる感じ、
目にはハリがなくたれている様子。

で。
毎日あれこれと試してみました。

脱臼は靭帯を損傷していて、靭帯がのびーてしまったのでは?と考え、
それを元のように戻すには陽の性質がいるのではないか??
なので、
・顔の腕の反射区を陽ローラーでコロコロ。
(念のため陰ローラーも試してみましたが、ご本人も陽ローラーの方がよいとのことでした)
→本人は気持ちよいとのことで、肩や腕の痛いみが即座に回復したということはなしでした。

・腕の反射区付近を生きたツボ(反応点)を探して刺激。
→左の眉頭の上(肩の反射区)にびっくりすぐるらい大きなのデポジットが出現してました。
一日2回毎日、ツボ探し棒でゴリゴリとデポジットをつぶしていたら、3日後には大分つぶれてきました。
4日、5日後には腕が上がるようになってきたらしい。
母上曰く、刺激しているとふーっと腕が軽くなるとのこと。

・肩まわりを棒灸で生きたツボ探し。
→脱臼した部分(肺経の通り道)に生きたツボがあり、そこを重点的に温めました。
脱臼をした後は腕が重たく感じるらしく、肩・首・上腕部をまんべんなく温めました。
かなり熱かったらしいのですが、棒灸をした後、腕がかなり軽くなったとのことでした。

毎日同じことをしていると、刺激になれてしまうのかなと思いまして、
午前3時くらいに腕がぐぉーっと痛くなるということを受けて、
午前3時から午前5時は肺経が活発になる時間 だと考え、
寝る前に、
・怪我をしていない前腕の肺経を陽ローラーで刺激。
・肺のツボ、3番、561番を刺激して、サロンパス貼付。
→この3番のツボの刺激がかなり痛いらしく、ちょっとふれるだけでも”イタッ!”ってなってました。
しかし、ここも刺激していると腕がふーっと軽くなるそうです。
・大腸のツボ 38番を刺激して、サロンパス貼付。
・”筋(靭帯など)”と関連している肝のツボ、50番の刺激とサロンパス貼付。
をしてみました。

朝3時くらいにものすごーい痛みを感じて目が覚めるのに、
この日の朝は、痛みはあるものの、痛みの度合いは軽く、5時くらに目が覚めたとのことでした。
本人も”あれー??”ってびっくりしていたみたいです。
私もびっくりしましたけど・・・。

ちょっと痛みが感じている時は、肩・腕の反射区を生きたツボでゴリゴリしていると痛みが和らぐらしく、
やって、やってとせがまれました。

腕を三角巾とリブバンドで”ベルポー固定”というものをしていたため、
腕や脇が圧迫されていたらしく、
怪我をしていない方の腕の腋窩リンパの反射区(ツボ名でいうと晴明のあたり)がゴリゴリとデポジットがありました。

本人も大分痛みが軽減されてきたことを受けて、
顔の6リンパトリートメント、
肩・腕の反射区を陽ローラーでコロコロし、
さらに、棒灸を使って肩周りをまんべんなく温めたあと、
オイルを使って肩周りのリンパドレナージュを軽く行い、首や僧帽筋を軽くほぐしました。

肩周りが軽くなるのはもちろんのこと、
首・肩のリンパを流すことで、顔色がよくなり、目がパッチリと大きくなっていたことにおどろきました。
(施術前と後で写真をとっておけばよかったと思うくらいに)

この日の夜は、ぐっすり眠れて、朝の腕の痛みはまったくなかったとのことでした。

5日間毎日施術をしてましたが、腕が軽い!といわれるとほんと、嬉しいです。

ちなみに、便秘気味になった母上に、大腸の反射区である口の右上→左上→左の口角→顎先を陽ローラーでコロコロしましたが、やや改善されたそうです。
日頃運動している母上が急にしなくなったことも影響しているのだと思いますが、
やはり肩を患うことで、肺経や大腸経も乱れてしまうということなのでしょうかね・・・。

人のカラダの世界ってオモシロイと感じてしまう施術の日々でした。